音楽の話。わたしは以前から色々の場所で宣言しているのですが、ストレスが溜まったりひどく疲れたりした時は、過激な音楽を聴く事が多いのです。よくヒーリング・ミュージックとか癒やしの環境音などという概念で「ゆったりした穏やかな曲や音を聴く事」を勧められるってありますよね。
わたしはその感覚というか発想が、理解出来ないのです。
わたしの趣味趣向が影響しているとは思いますが、それを差し引いても、疲れている時は過激な音を聴く方が活力を回復出来るような気がするからです。わたしはいわゆるエクストリーム・ミュージックと呼ばれるようなコンテンツを愛していまして、一番よく聴くタイミングというのは、じつは 疲弊した時なんですよね。
疲れ切った鼓膜に極度の音圧で「喝」を入れる、といった感じでしょうか。わたしはこの方法で、本当に元気を取り戻します。または、疲れ切った帰宅後子守唄代わりにそうした音楽を聴きながら眠ります。
翌朝の爽快感ったらもう。
最近わたしが集中的に聴いている子守唄を残しておこうと思います。
Hi-STANDARD
彼らの音楽はどちらかと言えば、優しい気がするのですが、ビートはスピーディで有る種クレイジー(褒め言葉)だと思いますから、貼り付けておきます。自分の抱えている問題を一旦地面に置きたいような時、彼らの音楽はそれを助けてくれます。
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NAPALM DEATH
同じパンク由来でもまた違った味わいのあるグループ。彼らももうすっかり古参というかベテランですね。 怒りを燃料に、音楽にその感情をぶつけるのがパンクスの根底にある共通思想だと思いますが、彼らはその思想を一本気に貫き続けています。
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NILE
彼らもすっかりベテランです。デス・メタルの中でも超絶テクニカル系の一派に属するバンド。強烈なブルータリティでわたしの脳内を重戦車のような重たさと破壊力で蹂躙してくれます。時折挟まれるメロディに、ハっとさせられる瞬間がお気に入りです。グロウルの邪悪さは突出していると思います。
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Lääz Rockit
めちゃくちゃ古いバンドですが、今でも愛聴しています。いわゆる、ベイエリア・クランチ勢・初期筆頭の彼らは、どうにも時代と添い遂げられなかったみたいで残念です。ザクザクと刻まれるギター・リフが腐った気分をぶった切ってくれるんです。
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COBRA
Oiパンクも死ぬ迄好きでしょうね。日本でもかつて、こんなにも暑苦しく情熱的な音楽世界が存在していたなんて、どれだけの人が覚えているんでしょうか。日の丸をよくアイコンに使っているので意味を持たされてしまっていて、音を評価しにくいのは残念です。
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ARCH ENEMY
最後はわたしのオール・タイム・ベストから。彼らは現在3代目ヴォーカリストのアリッサを迎えた体制で、歴代最高のクオリティに達していますが、激しさを求める時は初代のヨハン時代が最高です。美醜のコントラストにしびれます。