駄目人間は明日も

鬱病を持っている駄目人間が日々吐瀉する徒然エッセイ

突然の東京出張があったけど少女に助けられた件

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出張です。

今日は昨日発生したとあるプロジェクトの事故について火消しをする為に、朝から東京に来ました。

そして不本意ながら宿泊となってしまって、イマココです。

飛び込みで入ったアパ・ホテルはたまたま空いていて、シングルのお値段でダブルのお部屋を案内されました。

ま広い分には文句はありません。

とても疲れたので気分だけでも広い空間でリラックス、出来るかもしれませんし。

かすかな幸運を集めてギリギリなんとか、今日の自分の成果を「よし」とする事にします。

会社に属していいれば、自分に直接関係のない案件でも、知らない誰かに謝ったり誰かに許しを乞う事もままあります。

そんな事にいちいち「これは自分の仕事じゃないのに」などと不平を言う程、わたしは幼くありません。

責任や権限、役職、という発明は正にこういう時にその意義を発揮するものです。

ただ、ひどく疲れた時には自分の感覚や精神年齢が退行する事もありまして、今夜のわたしはのどの奥から無限に悪態と文句と罵倒が溢れてきそうです。

こういう時に、独りで宿泊する事になったのは不幸中の幸いだったように思いますね、誰かの不快を誘発する事なく眠りにつけるのですから。

悶々とした気分でホテルの部屋に設置されているTVをいじくっていたら、ペイ・チャンネルの中にアニメ・チャンネルを発見しました、まさかとおもって探してみたら、ありました。

「キラキラ プリキュア アラモード」が。

しかも第1話から10話までが。懐かしい気分で、まだまだ「様々な事を経験していない主人公達」を見ます。あまりにキラキラしている彼女のひたむきさに、なんだか自分が腐っていた事がつまらない事に思えてきて、不満を感じていた自分が馬鹿々々しくなってしまいました。

ストレートな幼児向けアニメは、大人こそ見るべきだと常々思っているわたしですが、今日はその意味を再認識できた気がします。

ゆっくり眠れそうです。

ありがとう、いちかちゃん。

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