駄目人間は明日も

鬱病を持っている駄目人間が日々吐瀉する徒然エッセイ

白湯

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白湯の話。さゆ。なんともやわらかな印象のこの言葉からしてわたしは好きなのですが、日々よく飲むんです、白湯。

 ある時、暖かな飲み物を飲みたいけれど味はさほど欲しくない、という日がありまして、何の気なしに「白湯なんてそういえば滅多に飲まないな」と思いながら飲んでみました。

 これがなんともまろやかな飲み物に感じられたんですね。

 そう、「まろやか」という表現がぴったりです。決して押し付けがましくなく、やわらかな丸みを感じるような口当たり、というのは褒め過ぎでしょうか。でも本当にそんな印象を持ったんですね。

 以来、一日に消費するコーヒーの量が格段に減りました。よくよく考え直してみると、「コーヒーの味がどうしても欲しい」と感じてる機会はかなり少なかったんです、ただ暖かな飲み物でリラックスしたり気持ちをリセットしたかっただけだったんだな、と。

 コーヒーは「ここぞ」という時に一日一杯だけ飲む事にしています。味自体は好きなのです。

 白湯を飲むようになってから、からだのむくみが減りました。これはもう明らかに減りました。頻度も程度も明らかな改善が見られたんです。刺激物の摂取が減ったから、というような理屈が成立しているんでしょうか。

 そういう方面に明るくないので勝手に良いように想像して、体に良い事ぽいなという認識でいます。

 また、白湯を飲むようになってからは、味をより高解像度で感じられるようになった気がします。これは半分思い込みの可能性もありますが、そう感じるのです。

 わたしは関東人の母に育てられた経緯もあって、かなりの「濃い味好き」なんですね。味の解像度が上がった事で、薄い味はより細かく感じられるようになりました、と思っています。

 その上、濃い味はより濃さを体感できるようになったので、いい事ずくめです。

 白湯飲み、リラックスしたい時には、おすすめですよ。

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